2023/12/06 14:07
タンザナイトは、非常に魅力的な宝石で、特有の青い色が特徴です。以下に、タンザナイトについての主なポイントをまとめます:
発見と歴史:タンザナイトは1967年にタンザニアで発見されました。この宝石は、世界中でタンザニアの一部地域でのみ産出されるため、非常に珍重されています。
色と特性:タンザナイトは、その青紫色で知られていますが、石によっては青、紫、茶色の色合いを持つこともあります。
また、異なる角度から見ると色が変わるプレオクロイズムという特性を持っています。
硬度と扱い:モース硬度スケールで6.5から7と評価されているため、比較的柔らかい宝石です。このため、傷がつきやすいので、扱いには注意が必要です。
用途:主にジュエリーに使用され、特にリングやネックレス、ピアスなどの装飾品に用いられます。その独特の色合いが高く評価されています。
価値と市場:タンザナイトは、希少性と美しさから高価であり、市場では価値が高騰しています。特に大きくて色の鮮やかな石ほど価値が高い傾向にあります。
誕生石としてのタンザナイト:2002年に、アメリカの宝石業界団体は、タンザナイトを12月の誕生石に加えました。これは、ターコイズと並んで12月の誕生石とされています。
発見のエピソード:タンザナイトは1967年にマサイ族の牧畜民が発見したとされています。彼らは当初、この石がサファイアだと思い込んでいたと言われています。
マサイ族との関連:タンザニアのマサイ族は、タンザナイトを出産時の贈り物として用いる伝統を持っています。彼らはこの石を、新生児と母親への健康と幸運の象徴として贈ることがあります。
タンザナイトはその希少性と美しさで高く評価されており、ジュエリー愛好家の間では非常に人気のある宝石です。
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